融資を獲得するポイントとは？

融資の特徴を知る

創業融資を獲得するためには、まず融資の特徴を知る必要があります。
金融機関は融資を求めてくる人の、何を見て判断しているのでしょうか？

それは
・創業する事業に将来性があるのか？
・創業する経営者は信頼できる人か？
の2点です。

金融機関からすると、将来しっかり売上を上げることができる事業なのか？
しっかり返済してくれるかどうか、
そして経営者が融資をするに値する信頼のある人かどうか？を見ています。

これがとても重要です。そしてこれらを金融機関に証明するために
借入申込書、創業計画書、事業計画書、収支計画書が必要になります。
（日本政策金融公庫「新創業融資」の場合）

　①借入申込書
　　日本政策金融公庫の定型の書類。名前や住所、融資希望金額などを書きます。
　
　②創業計画書
　　日本政策金融公庫の定型の書類。創業動機や事業内容、資金の使い道などを
　　書きます。
　
　③事業計画書
　　借入申込書や創業計画書では書き切れない詳細な、創業動機や事業内容、
　　売り上げ数字の根拠などを書きます。
　
　④収支計画書
　　創業から1年程度の収入と支出の計画を書きます。事業計画書から導き出される
　　根拠ある数字でなくてはなりません。

審査の過程では面談が行われますが、あくまで補助的なものと考えて下さい。
融資通す通さないの判断は、最終的には申請書類を見て決定します。
さらに実際に可否の決定を下すのは、面談担当者より上の上司です。
この上司はあなたと会うことなく、書類で判断をするのです。

借入申込書、創業計画書、事業計画書、収支計画書の出来が
融資の可否に大きく影響します。